会社のサイトを作るときに決めておきたいのが、サイトを作る目的。
作る目的が曖昧だと、どんな種類のサイトを作っていいかがわからないからです。
「なんとなく必要だから」と会社概要、事業内容、連絡先や住所を載せただけのサイトを作ってもあまり意味がありません。
けど目的を決めるにしても、サイトを作ることで「どんなことができるのか」、「どんな種類のサイトがあるのか」がわからないと難しいですよね。
そこで本記事では、目的に応じたサイトを選べるように「サイトの種類」について解説します。
- サイトって種類があるの?
- どんな種類のサイトがあるのか教えて欲しい
- サイトの種類ごとの特徴をざっくり知りたい
そんな疑問にお答えします!
記事を読むと、サイトの種類と概要がわかります。
ざっくりとどんな種類のサイトがあるのかを知っておくと、自社にはどんなサイトが必要か理解できますよ。
気になる種類のサイトがあったら、それぞれのサイトをもう少し深掘りした記事のリンクも貼っているので、そちらも読んでみてください。
リンク先の記事も読むとさらにどういう種類のサイトを作ればいいのかイメージが湧くと思います。
サイトの制作を制作会社に依頼するにしても、事前にサイトの種類くらいは知っておきたいですよね!
- コーポレートサイト
- ECサイト
- サービスサイト
- ランディングページ(LP)
- 採用サイト
- オウンドメディア
WEB関連の仕事10年以上のスタッフが監修しています。
サイトの役割
サイトにはいろいろな種類があります
企業が持つWebサイトの役割を1つに限定するのは難しいです。
なぜなら一口にサイトと言っても、その役割に応じていろいろな種類のサイトがあるからです。
具体的には会社の公式紹介サイトのコーポレートサイト、商品を販売したりサービスを提供したりするECサイトや、人を採用することに特化した採用サイトなどがあります。
「いま会社にとってどのサイトが必要なのか?」、「どの部分を強化していきたいのか?」に応じて、どの種類のサイトを構築すべきかが決まります。
まずはどんな種類のサイトがあるのかと、それぞれのサイトに応じたその特徴や役割をみていきましょう。
サイトの種類
本記事では使い方や目的に応じた6種類のサイトについて解説します。
6種類のサイトを知っていれば、どんな目的のサイトを作りたいとしても、ほぼ網羅できます。
まずはどんな種類のサイトがあるのか知っておきましょう
コーポレートサイト
コーポレートサイトとはあなたの会社「らしさ」をWeb上で表現する、会社の公式紹介サイトです。
一般的には以下のように説明しているサイトが多いです。
- 会社の顔である
- 企業ブランドを知ってもらうためのツールである
- 会社のWebサイトです
- 公式プロフィールサイトです
- 会社の名刺とも言えます
ただ、ちょっと曖昧さが残りますよね。
上記の説明はまだいい方で、 「コーポレートサイトとは企業と様々なステークホルダーをつなぐ企業の鏡の役割をする企業のホームページ云々……(以下略)」 など、もっと長く難しい説明をしている記事もあります。
難しい定義にあまり意味はありません……
ここまでくると「コーポレートサイト」ってなに?となってしまいますよね。
なので、あまり難しく考えず、コーポレートサイトとは「あなたの会社の『らしさ』をWeb上で表現する、会社の公式紹介サイト」くらいで考えておけばOKです。
コーポレートサイトについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しています。
ECサイト
ECサイトは、Electronical Commerce(エレクトロニカル コマース)+Webサイトを組み合わせた言葉で、日本語では「電子商取引ができるWebサイト」のことです。
いわゆるネットショップと総称されるサイトは全てECサイトです。
ECサイトは大きく分けて、Amazonや楽天市場を代表とするモール型と、ユニクロやナイキなど自社サイト型の2種類あります。
ショッピングモールのように多くの店舗が集まったサイトで買い物をするか、街中の専門店で買い物をするかの違いみたいなものです。
実際の世の中ではショッピングモールが人気で専門店は苦しんでいますが、ネット上では最近大手ショッピングモール離れが大手のブランドを中心に始まっています。
モール型離れが進むのは、Amazonや楽天市場に店舗を出すデメリットを感じている企業が増えているからです。
Amazonへの出店は便利ですが、いいことばかりではありません
今後も、その流れは大手ブランドを中心に進むと思われ、中小企業にも影響を与えるでしょう。
ECサイトを自社で持つことに興味のある人は以下のサイトを覗いてみてください!
サービスサイト
サービスサイトは顧客にWeb上で商品説明やサービスの提案、あるいは事例の紹介などをするサイトのことです。
インターネットの普及により、あなたの会社の商品やサービスについて知りたいと思った顧客は、まずはネットで検索をします。
そういった検索をして情報収集をしたい顧客に、必要な情報を提供する「Web上の営業マンや販売員」としての仕事を自動でしてくれるのがサービスサイトの役目です。
商品やサービスの説明だけでなく、場合によってはそのまま成約までつなげてしまうこともできます。
サービスサイトは人の代わりにいろいろやってくれます
いまいちイメージがわかない方は、サービスサイトについて実際の事例などを見ながら簡単に理解できる記事も書いていますので読んでみてください。
ランディングページ(LP)
ランディングページは、Landing Page(読者が着地するページ)という意味で、業界ではLP(エルピー)と略して呼ばれることが多いです。
LPの役目は、読者になにかしらのアクションを促すこと、具体的には「商品の購入」、「会員登録」や「資料請求」などをページに来た人にしてもらうことです。
イメージとしては、会社の商品やサービスを成約してくれるエース級の営業マン。
LPは優秀な営業マン!
例えば住宅の販売などで、会社の他のメンバーがチラシを配ったり、呼び込みをしたりして、エース級の営業マンであるLPに引き継ぐ感じです。
エースに引き継いでおけば、あとは成約まで持って行ってくれます。
LPは成約をするために顧客を惹きつける魅力的なルックスの他、顧客心理をつく営業トーク、そしてあらゆる疑問などに応える知識も網羅しています。
優秀なLPを持っておくと自動で商品やサービスが売れるので重宝されます。
採用サイト
採用サイトは、その名のとおり人材を採用するために特化したサイトです。
コーポレートサイトのように、ついでに求人情報も載せるのではなく、会社が欲しい人材を採用するために設置するのが採用サイトです。
「会社に縛られる人生は嫌だ」、「一生同じ会社で働くつもりはない」など、働き方が多様性を増していて、転職も当たり前の時代になりました。
会社と働く人のミスマッチが起こっても我慢して社員が長い間働いてくれる時代ではありません。
会社と従業員の相互理解が入社前から不可欠になってきています。
そこで活躍するのが採用サイトです。
採用サイトでは、求職者に対して「あなたの会社がどんな会社か」、「働くとどうなるのか?」また「どういう人を求めているのか」などの情報を共有します。
採用サイトを上手く活用することで会社にも従業員にも双方にメリットがあるwin-winの関係を築くことができるでしょう。
採用サイトの重要性は増しています!
オウンドメディア
オウンドメディアとは企業が自社で所有して運営しているメディアのことです。
自社で所有して運営しているメディアであれば会社案内、カタログやパンフレットなどもオウンドメディアです。
ただ、最近ニュースなどで取り上げられ、また企業にも採用されることが多くなっているのは、ネットのオウンドメディアです。
特にブログ形式のオウンドメディアを運営して成功している企業が最近は増えてきています。
オウンドメディアは、あなたの会社、商品やサービスを知らない人に「知ってもらうこと」を最初の目的としています。
例えば日常の悩みを解決するような記事を書いて、その解決策の先にさりげなく自社の商品を宣伝するなどの役目をオウンドメディアは果たします。
「売られること」を嫌う消費者に対して、「さりげなく」自社の宣伝をできるのがオウンドメディアのメリットです。
売りつけ過ぎないのがポイントです
まとめ
本記事では6種類のサイトについて概要を解説してきました。
さらに詳しい内容を知りたい方はサイトの種類ごとに貼ってあるリンク先の記事も読んでみてください。
サイトの種類を知っておくと、制作会社にサイトの制作を依頼するときもスムーズにお願いすることができます。
ぜひ、頭の整理も兼ねて、制作依頼をするときは本記事を思い出してください!
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