ランディングページの作り方や構成を解説、おしゃれで良いLPの条件

ランディングページについて解説

Web上で商品を売ったり、サービスの成約や無料申し込みの獲得をしたければ、ランディングページ(LP)を理解する必要があります。

どんなに人気のサイトを作って読者を集めても、どんなに良い商品を持っていても、ランディングページを持っていないとネット上で成果を出すのは難しいからです。

本記事では、売上を作るのに非常に重要な「ランディングページ(LP)」について解説していきます。

  • ランディングページってなんだろう?
  • どうやったら読者にアクションしてもらえるランディングページを作れるの?
  • ランディングページに入れるべき要素を知りたい
  • 無料でランディングページって作れるの?
じゅん

ランディングページに関する、上記のような疑問に答えます!

記事を読むと、読者に行動してもらえるランディングページの作り方がわかります。

良い設計のランディングページが作れれば、自動で成約するようになるので楽です。

成約率の高いランディングページの実例も写真つきで解説していますので、気になる方は最後まで読んでください!

サイトの種類についてわかりやすく解説した記事はこちら

この記事の監修者
安部誠

安部誠

WEB関連の仕事10年以上のスタッフが監修しています。

目次(押して移動する)

ランディングページ(LP)とは

ランディングページ(LP)とは、読者になにかしらのアクションをしてもらうために設計されたページです。

(Landing Pageの略でLP(エルピー)と言うことの方が多いので、文中ではLPと記載します)

ここでいうアクションとは「商品の購入」、「会員登録」や「資料請求」などです。

LPは訪れた読者を惹きつけるためにアイキャッチを設定したり、購入するメリットを説明したり、あらゆる営業トークを網羅するので、縦に長いのが特徴。

基本的には申し込みをするためのボタン以外には外部へのリンクを設置しないため、読者は縦に画面をスクロールして記事を読んでいくことになります。

読者が商品を買うか買わないかを判断するのがLPなので、LPは会社の売上にとって非常に重要な役目を果たします。

じゅん

LPのできで会社の売上は変わりますよ!

ランディングページ(LP)の作り方

LPの作り方はシンプルです。

ただし、ポイントを押さえないと全く成約の取れないLPになってしまいます。

まずは簡単にLPの作り方を解説していきます。

ペルソナ設定

LPを作るにあたって最初にして欲しいのが「誰に売りたいか?」「どんな人に登録して欲しいか?」というターゲットの設定です。

いわゆるペルソナ設定です。

ペルソナの設定は具体的であればあるほど効果の高いLPになるでしょう。

例えば英会話リンゲージのペルソナは以下のような女性が想定されます。

(英会話リンゲージの詳しい解説は次の見出し「ランディングページ(LP)の構成」で解説します)

英会話リンゲージのペルソナ
  • 26歳、都会で一人暮らしのOL
  • 現在の仕事はやりがいがなく収入も低い
  • 実力次第で収入が上がる外資系に転職したい
  • そのために英語の勉強をしたい
  • でも仕事が忙しいので英会話教室に通っても続けられるか不安
  • どうせなら休日にお買い物ついでに通える綺麗な英会話教室がいい
  • 海外のオシャレな恋愛ドラマが好きだ

本当のところは記載があるわけではないのでわかりませんが、例えば上記のようにペルソナを絞り込むとLPは作りやすくなります。

なぜならペルソナ設定をすると、ターゲットの悩みが明確になるからです。

解決すべきターゲットの悩みがわかれば、あとはそれを商品やサービスを使って解決できることを説明していけばOKです。

例えば上記で設定した英語を勉強したいペルソナに対して、英会話教室ができる解決策は以下のようなものが考えられます。

英語を学びたいペルソナに対する解決策の例
  • 26歳、都会で一人暮らしのOL → 都心にある
  • 現在の仕事はやりがいもなく収入も低い → リーズナブル、または分割払いができる
  • 実力次第で収入が上がる外資系に転職したい → ビジネスで使える英語をしっかりと勉強できる
  • そのために英語の勉強をしたい→ビジネスで1番必要なのは英会話
  • でも仕事が忙しいので英会話教室に通っても続けられるか不安 → スキマ時間でできる、楽しい
  • どうせなら休日にお買い物ついでに通えるオシャレな英会話教室がいい → ショッピングできるところが近い
  • 海外のオシャレな恋愛ドラマが好きだ → ドラマを教材に使っている

ペルソナ設定がしっかりしているので、LPで解決すべき悩み、アピールすることも具体的にすることができますよね!

解決できる悩みが具体的になると、読者に刺さる成約するLPを作ることができます。

テンプレート

ペルソナを設定したら、早速LPを作成していきます。

とはいえ、一からLPを作るとなるとどうしていいかわからないですよね?

そこで自社の商品やサービスに合うLPのテンプレートを探すことから始めることをおすすめします。

自作する場合はネットで「LP テンプレート」と検索すれば数多くのLP用テンプレートが見つかりますので、その中から気に入ったものを選びましょう。

どうせならおしゃれなものを選んでみてください。

LPは見た目のデザインも非常に大事です。

制作会社に依頼する場合は準備する必要はありませんが、LPがどんなものか事前にイメージするためにもネット上で事前に見ておくと良いでしょう。

ランディングページ(LP)の構成

LPの構成に「絶対これでなくてはいけない」という決まった型はありません。

しかし目的が読者に成約をしてもらうことなので、そのために必要な構成はあります。

以下に成約するための構成に入れたい要素の例を挙げます。

商品やサービスに応じて、欲しい要素をLPに入れていきましょう。

ちなみに順番も絶対ではありませんので、必要に応じてアレンジしてください。

リンゲージ英会話のLPを見ながら以下の説明を見比べてもらうと、よりわかりやすいと思います。

アイキャッチ | 最初に目に入るLPを読み進めてもらうための画像や文字

安い!ゼロ円などの文字も含めてアイキャッチ。オシャレで綺麗な教室。明るい笑顔の女性はペルソナに近い人物像。

メリット| 商品やサービスのメリット

「支払いがラクラク!」「駅からすぐ!」や「早朝から夜までOK!」は全て想定ペルソナに対するメリットの提示

読者の悩み | 解決すべき課題

「格安で始められる英会話がいい。」「仕事もプライベートも忙しいから自分の都合のいい時間にレッスンを受けたい。」など、ペルソナの悩みを明確にしている。ペルソナのイメージに近い女性。

商品やサービスを選ぶべき理由

なぜ読者はリンゲージ英会話を選ぶべきなのかを説明している。

権威性や実績 | 信頼できる理由

40年という歴史の長さやトヨタ、三井不動産など大手企業名を出すことで権威性と実績を読者に見せて信頼を得ている。

「講師が凄い」などの情報でも信頼を得ている。

利用者の声 | 読者に近いペルソナの声で信頼を得る

利用者の声や口コミを載せることで、第三者的な意見として信頼を得ている。

STEP
申し込みの流れや購入手順

申し込みの流れを説明することで「面倒臭そう」とか「どうやって申し込めばいいかわからない」という成約の障害を取り除いている。

申し込みを促す

「わたし前より、もっと英語が好きになったかも。」というセリフで申し込みを促している。

また「まずは無料体験レッスンから!」と「無料体験レッスン&無料カウンセリングはこちら」というボタンを設置して、そっと読者の肩を押してあげている。

ペルソナに近いイメージの女性。

他にも、以下のような要素を入れてもOKです!

LPに入れるその他の要素
  • クーポンなどの配布
  • 期間限定特典
  • よくある質問
  • 購入前の注意点

自社の商品やサービスに併せてアレンジしましょう。

ランディングページ(LP)の相場は?無料で作れるのか

結論から言うとランディングページは無料でも作れますが、おすすめしません。

なぜなら、LPはここまで解説してきたとおり、あなたの会社の商品やサービスを成約してもらうための切り札だからです。

サッカーで言えば最後のゴール前にいるエースです。そのエースを雇う給料をケチって、素人を起用しては取れる点も取れません。

ネット上で検索をすると「無料ランディングページおすすめ10選」とか、「おすすめ無料LP比較」などがありますが多くの場合は機能制限があったり、結局は有料LPへの導線だったりします。

また無料でできるLP見るとわかりますが、とてもじゃないですが大事な商品の最後、成約部分を任せられるクオリティではありません。

有料LPの費用は決して安くはありませんが、売る商品の利益や販売数によってはすぐに回収できる可能性もあります。

費用は10万円以下から100万を超えるまでピンキリですが、ボリュームゾーンは20万~60万円程度です。

見積りは無料でとれる制作会社が多いので、希望の内容を相談して、まずは見積もりをお願いしてみましょう。

まとめ

ランディングページ(LP)は、ネットで商品やサービスの販売を行う上で売上を大きく左右する1番大事なものの1つです。

制作会社に制作を依頼するにあたり、ある程度の知識をつけておくために勉強をするのはいいですが、自分で作ろうとせず、作るときはプロに任せるのが良いでしょう。

LPを作る目的を明確にして、どんなものがいいかのイメージを持った上で、プロに相談してみてください。

きっと会社の売上に貢献するLPを制作することができると思います。

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